2015年度の広島県“究極のガイドブック”『カンパイ!広島県』。
「おしい!広島県」から始まり、「おいしい」「泣ける」に続く第四弾のガイドブックは奥田民生さんが表紙。
この中の『もみじ饅頭にカンパイ!』というコーナー4ページを担当させていただきました。
4ページで紹介したもみじ饅頭は48種類、このうち45種類のもみじ饅頭を選出し、もみじ饅頭屋さんとの取材交渉、もみじ饅頭の撮影、試食、味コメントのライティングとどっぷりもみじ饅頭に浸り切ったページ作りでした。
「そもそもなんでもみじ饅頭担当してるの!?」 と訊かれることがあります。
ですよね。
だってワタクシ、実家はもみじ饅頭屋ではなく寿司屋ですし、まったく甘党じゃありませんし。
約6年前に「広島Over30女性コミュニティCOAKI」を立ち上げてすぐ、当時のメンバー8人を巻き込んでやったわがまま企画が「もみじ饅頭大人買い」でした。
もみじ饅頭って、メジャーなこしあん、チョコ、クリーム、抹茶、チーズぐらいまではみんな食べたことがあっても、それってあくまでも氷山の一角であって、水面下には驚くべき種類のもみじ饅頭が存在しているってことを広島県民でさえ知らない人が多いんですよね。
そういう私も当時は、若干もみじ饅頭をナメてたところがあり、全種類大人買いして食べ比べしてみようよ的軽いノリでした。
いざ宮島へ上陸し、もみじ饅頭屋さんで一種類ずつ買い集めていくと、宮島島内だけで150を超える種類のもみじ饅頭が。
スーツケースを見て 「どちらからいらしたんですか?」 と訪ねるもみじ饅頭屋の店員さんに、 「この中ぎっしりもみじ饅頭なんよ」 と答えることがはばかれて、口ごもりながら宮島を後にした記憶が今も残っています。
それ以降、私にとってリスペクトする存在、もみじ饅頭。
「もみまんナイト」「もみまんマルシェ」ともみじ饅頭をテーマ(というかひたすら食べ比べる)にしたイベントを開催し続けた結果、甘党じゃないのに「もみじ饅頭といえば」でお声がけいただけるようになりました。
ありがとう、もみじ饅頭。
民生さんと共演させてくれて。
ちなみに私が好きなもみじ饅頭は「ミヤトヨ本店」のチーズと「菓子処きむら」のアップル。
あんこじゃないんかいっ!
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